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2011年5月22日日曜日

誘電体バリア放電

どうもー、早いうちに更新に来ましたshiroです。
とりあえず、まぁ、えーと、アレです。
今回は誘電体バリア放電についていろいろ書いていこうと思います。
ちょうどいいものが出来たしね。
しかし、まぁ、アレです。
回路の方はまだまだ余裕があるのにFBTはもうこれ以上の電力は受けられないようです。
先ほど2次コイルが死亡しました おう、いぇいーい
とりあえず、700Wくらい投入したら、オイルの向こうでピカッ と光りましてね。
泡がポコポコ出てきたんですよ。
最終的に、35kVくらい出てました。アーク放電させてたんですが、アークが切れた途端に、ご愁傷様な事態に陥りました。

あんだけ絶縁処理したのに、足りなかったのかよYO!
俺の10時間かえせwwww

まぁ、一応、大電力を入力しなければ、まだ普通に使えます。
下の画像くらいの放電ならまだ大丈夫です。
たまに泡が出てくるけど。

次は20時間くらいかけてみっちりと絶縁処理してやるぜ!!!
右手の崩壊は免れないな!!
ってか、絶縁破壊したのってアクリルのボビンなんだよなぁ・・・・・
あれって加工してどうにかなるようなもんじゃないよなぁ・・・・・
つか、何でボビンが絶縁破壊したんだろう・・・・・・
普通、絶縁破壊すんならあの爽やかな絵が描かれてるクリアファイルのほうだろ・・・・・
多分、コイルを巻くときに、手の塩分が付着したのではないかと思われます。いや、多分。
お手手ちゃんと洗ったのにー



そういえば、こんなメールが届いてた。
「毎回意味不明なタイトルだけど、アレはなんなんですか?」

なんなんでしょうね。

まぁ、今回は普通なタイトルです。

まぁ、とりあえず、次の記事の内容は新しい2次コイルを作るってことかしらね!

まぁ、まだ一応2次コイルは生きてる(半死)のでFBTで遊んでみました。

下の画像はアーク放電の写真です。


お次はジェイコブス・ラダーです。
去年までジェイコブ・スラダーだと思ってたわ。ヤコブの梯子とか言われてる。
放電がぶいんぶいんいいながら上昇する何かです。
これっていったい何の役に立つんですかね?


これってやりまくってると、針金がゆれてくるんだよねぇ。
いったい何の力で揺れてるんでしょうか。クーロン力か、電磁力か、どっちなんでしょうね。特に興味もないけど。

長時間露出するとこんな感じの写真になる。




さて、ここからが本編ですw
誘電体バリア放電というのは、まぁ、読んで字のごとく、電極を誘電体で遮った状態で行う放電のことです。バリア放電、無声放電、誘電体障壁放電、DBDとか呼ばれます。
バリア放電は、高周波(っても60Hz以上、数kHzくらい)で、高圧(1kV以上)の電源が必要です。多分。
バリア放電の利点は、電極が直接プラズマに接しないことや、火花放電やアーク放電に進展しないこと、低温動作だけど活性種の生成能力に優れてること、です。まぁ、一番の利点は放電を短い時間で終わらせ、気体の温度を上げないことかしら。まぁ、いくらか温度は上昇するけどね。
まぁ、身の回りのちょっとしたところに使われてたりします。プラズマディスプレイとか、オゾン発生器とか、まぁ、そのくらい・・・・?

ちなみに、電極をバリアするパターンは3種類ほどあります。
1:両極を誘電体で覆うパターン
2:一方の電極を覆うパターン
3:両極の間に設置するパターン
と、このくらいですね。

今回は両電極を覆うパターンでバリア放電をしてみます。


誘電体には、ガラスの試験管を使います。
誘電体にガラスを用いる理由は燃えないからです。
さっき、気体の温度はあがらない とかいったけど、このように集中してやると、温度は地味にあがります。火花放電や、アーク放電には到底及ばないがな!


ちなみに、ガラスは高温になると抵抗がアボシッ となってアークで繋がってしまいます。
あまり連続して放電させると残念な事態に陥ります。

下の画像はデジカメで撮った誘電体バリア放電の画像です。
どういうわけか、合成画像にしか見えません。誠にありがとうございました。
さっき無声放電とか言いましたが、全然無声じゃないです。アナログテレビの砂嵐のような音がします。
「ざーー」と「さーー」という音を足して2で割ったような音です。


こちらの画像は一眼レフで撮った画像です。これもまた合成にしかみえないですね。
これは長時間露出です。長時間っても3秒ほどだけどね。

動画です。



お次はプラズマボールです。
プラズマボールもバリア放電のために起こるものです。
TVの中のFBTでプラズマボールが出来ないのは、直流だからです。
(まぁ、うっすらとプラズマが確認できる場合がありますが、そりゃ多分交流成分があるからだ。)
プラズマボールに触れると、ボール内のプラズマがよってきますよね?
アレは、触れたところの容量が増えて、そこだけより多く電流が流れるからです。

下の画像はFBTでのプラズマボールです。画像でも、動画でも確認できませんが、電球の内側の表面をよーーーくみると、ほっっそいプラズマがいくつも見えます。



こちらは、インタラプタ回路をはずした状態のプラズマボールです。
見た感じは光る煙みたいなかんじです。


下の画像はインタラプタ回路をつけた状態でのプラズマボールです。
放電の様子が禍々しいですね。いい感じの中二病放電です。

動画はFBTによるプラズマボールです。
発信音が聞こえまくってます。どんまいです。








お次は、いかにも誘電体バリア放電!って感じのものです。
覚えてる人も居ると思いますが、OAUGDPです。
個人的には、これはもはやオゾナイザーだと思うけどね。
これは、ビニル皮膜を誘電体とした誘電体バリア放電です。

前回説明を省いたのでちょいと詳しく説明しておきます。
用意するのは、2本のビニル皮膜線と、皮膜線を巻きつける物体です。ビニル皮膜が薄いと、絶縁破壊してしまい、最悪発火します。
あとは、高周波高圧電源です。


こんな風に、2本の線を平行に巻きます。
そしたら、線に高周波高圧電源をつなぎます。
ここで注意です。
周波数は微調整できるようにしてください。
周波数が高すぎたり、低すぎたりすると、たいした放電はおきません。




放電の様子です。おのっそいオゾンくさいです。放電パネルに触れると、指にオゾンのニオイが残ります。まぁ、構造的に、オゾナイザーと変わらないので仕方ありませんが。




<追記>
周波数を調整したら、さらに明るくなりました。6の整数倍の周波数だと、明るくなるようです。
ちなみに、17.5kHzで最高に明るくなりました。さらに周波数をあげるとだんだん暗くなっていきます。
多分、何が起こってるかわかった人もいるのではないでしょうか?
これ多分共振してんだろうな~


いじょーです

¥e

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